こんにゃちは、Kushiko(ねこ)です。
あらゆる種類の言語を学ぶとき、
まずは「音」を認識するところから始まります。
英語も例外ではありません。
では、英語ではいくつの発音を覚える必要があるのでしょうか?
IPA(International Phonetic Alphabet)によると、
26種類の英文字で、44種類の発音を構成することができます。
正解:英語の発音は44種類
発音は母音、子音、組み合わせ音の3種類に分けられます。
下にIPAの発音記号を44種類まとめました。
母音
ひとつの単語に必ずあるのが母音です。短母音と長母音があります。
短母音(5個):a[æ]、e[ɛ]、i[ɪ]、o[ɑ]、u[ʌ]
長母音(5個):a[eɪ]、e[iː]、i[aɪ]、o[oʊ]、u[juː]
子音
ひとつの子音の発音は一種類です。無声音と有声音があります。
無声音(7個):p[p]、c[k]=k[k]、f[f]、s[s]、t[t]、h[h]、x[ks]
有声音(13個):b[b]、g[ɡ]、v[v]、z[z]、d[d]、j[dʒ]、l[l]、m[m]、n[n]、r[r]、q/qu[kw]、w[w]、y[j]
※綠色は、無声音と有声が相対関係にあります。発音に使う舌や唇の形や位置は同じですが、無声音と有声音の違いがあります。

例えば、pとbは発音するときに
同じ口なのに、音が違うってことにゃ
組み合わせ音
2つの発音を組み合わせて、ひとつの音を発音します。母音、子音、R音があります。
母音組合音(4個):oi[ɔɪ]、oo[ʊ][uː]、ou[aʊ]
子音組合音(5個):th[θ][ð]、sh[ʃ]、ch[tʃ]、ng[ŋ]
R組合音(5個):ar[ɑː]、ir[ɜː]、er[ər]、or[ɔː]、sure[ʒə]
※青色は、文字は同じ組み合わせですが、発音は2種類あります
この記事では、まずは発音についてさらっと説明しました。
別の記事で、様々な発音の組み合わせについて詳しく説明していきます。

日本人はJones式っていう発音記号を使っているにゃ。
IPA式は世界で広く使われている発音記号、
より正確な発音ができるように作られているんにゃ。

ちなみに台湾ではKK音標という発音記号を使っていて
IPAとほとんど同じなんだ。
日本の皆さんも、この機会にIPA式で勉強しませんか~
(Cushy初登場!)
コメント