英文の文型（7）副詞②｜程度の副詞

こんにゃちは、Kushiko（ねこ）です。

本記事は、英文の文型（6）副詞①｜副詞の種類と「状況の副詞」の続きです。

今回は「程度の副詞」がどのように文章を修飾するのか説明します。

程度の副詞は大まかに3種類あります

1) 「状況の副詞」を修飾する：
　　　文型「S + V + O + 場 + 時」の Vより後ろ、状況の副詞の前に位置する
2) 「動詞」を修飾する：
　　　文型「S + V + O +場 + 時」の Vの前に位置する
3) 「形容詞」を修飾する：
　　　文型「S + V + O + 場 + 時」の S または O を修飾する形容詞の前に位置する

例文：

1) 状況の副詞を修飾する：very, too, so
He speaks English very fluently. （彼は英語を非常に流ちょうに話す）
(very=非常に、fluentlyを修飾)
Marry left the office so quickly. （メアリーはオフィスをとても素早く去った）
(so=とても、quicklyを修飾)
John kicked the ball too strongly. （ジョンはボールを強く蹴りすぎた）
(too=とても／～すぎる、stronglyを修飾)
Tommy walks too carefully. （トミーは慎重に歩きすぎる）
(too=とても／～すぎる、carefullyを修飾)
The baby sleeps very peacefully. （その赤ちゃんはとても穏やかに眠っている）
(very=とても、peacefullyを修飾)
The kids smile so joyfully. （その子供たちはとても楽しそうに笑う）
(so=とても、joyfullyを修飾)

2) 動詞を修飾する：just, almost, completely
We almost arrive at the station. （私たちはもうすぐ駅に着く）
(almost=もうすぐ／ほぼ、arriveを修飾)
He just left the office. （彼はたった今オフィスを出た）
(just=今／ちょうど、leftを修飾)
She completely changed her mind. （彼女は完全に気が変わった）
(completely=完全に、changedを修飾)

3) 形容詞を修飾する：quite, very, extremely
John speaks quite fluent English. （ジョンはかなり流ちょうな英語を話す）
(quite=かなり／非常に、fluentを修飾)
The very young boys play basketball. （あの非常に若い少年たちはバスケットをする）
(very=非常に、youngを修飾)
Tom bought an extremely tasty cake. （トムはすこぶる美味しいケーキを買った）
(extremely=すこぶる／極めて、tastyを修飾)